給食業務運営理念
病院における食事の提供は「治療の一環」であり、
患者個々の症状に配慮した食事を安全で衛生的に、
かつ、満足度の高い食事を、経済性にも配慮し
提供しなければならない。
外来患者さまへ
当院では管理栄養士による栄養指導を行っています。
栄養指導とは、食生活に不安のある方や病気によって食事療法が必要な方々を対象に、食事を中心とし、生活習慣や運動療法など、総合的な提案をさせていただくものです。
医師の指示のもと、患者さんの生活に合わせて丁寧にお話させて頂きます。
効果的な栄養指導は複数回
生活習慣病などの予防や進行を防ぎ、よりより治療効果を得るためにも、栄養指導は複数回受けていただくことが効果的であると考えています。
お気軽にお声がけください
少しでも興味がある方は、主治医や病院スタッフまでお声がけください。
栄養指導当日
受付場所
予約時間になりましたら、1F患者支援センターへお越しください。
患者支援センターは総合窓口の左隣です。
予約状況により、お待たせすることがあります。あらかじめご了承お願いいたします。
一人ひとりの食生活に合わせた指導
「何をどれだけ食べればよいのか」「食べ方や調理の工夫」など、一人ひとりの食生活に合わせてお伝えさせて頂きます。
ご家族もご一緒に
家族の皆様も同伴可能です。ぜひ、一緒に話を聞いてください。
栄養指導にかかる時間
栄養指導にかかる時間は30分程度を予定しています。
入院患者さまへ
「ますます美味しい給食の提供」
当院では、「ますます美味しい給食の提供」をモットーに、入院患者さんへの給食提供を行っています。
入院期間中の楽しみとなれるよう、厨房スタッフと協力し、安心・安全でおいしい食事を提供するべく日々精進しています。
入院当日
入院された日に、家での食事内容を聞き取りさせていただく場合がございます。
「最近食べられなくなっていた」「むせこんでいた」「体重が痩せてきた」など、家での変化を
教えてください。
食事があまり食べられない患者さんには、食事量を調整し、栄養のあるゼリーやジュースを用いて
患者さんに必要な栄養が食べられる量で充足できるよう、食事内容を整えていきます。
一人ひとりの栄養状態をサポート
私たち管理栄養士は、入院患者さん一人ひとりの食事内容や摂取量、点滴内容を評価します。
栄養状態が良くない患者さまを拾い上げ、医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなどの
多職種で構成している「栄養サポートチーム」へ相談し、栄養状態改善のサポートをさせていただきます。
退院後の食生活も
退院前・退院時に、栄養指導も実施しています。
退院後の食事や生活習慣の注意点をお話させていただきますので、お気軽にお申し出ください。
アレルギーのある方
アレルギー食材のある患者さんは、入院予約の際にお申し出ください。
入院時から、アレルギー対応食の提供が可能です。
アレルギーではないけれども、体に不調が出てしまう食材がある患者さん(牛乳でお腹をくだすなど)も、
入院予約の際にお申し出ください。提供禁止食材として対応可能です。
管理栄養士の思い
食事は毎日の生活の楽しみです。食事療法は続けることがとても大切です。この食事を通して、病気の改善や予防をし、生活を豊かにすることを目指しています。
また、患者さんやご家族のご希望をお聞きし、人生のさいごまで、口からおいしく食べるための助けをしていきます。食べづらさ(嚥下障害)のある患者さんには、言語聴覚士や栄養サポートチームと連携して、食事を工夫します。
管理栄養士の仕事
食事の管理
患者さんの病状や、飲み込みやすさ、好みをくみとった食事を提供するため、多職種と共に相談しています。
栄養の管理
入院患者さんの栄養管理は医師・看護師・管理栄養士・リハビリーションセラピストが共同して計画します。
栄養指導
患者さんおひとりおひとりに合わせた栄養指導を通して、楽しい食事を目指します。ご希望の方は、医師までお気軽にご相談ください(予約制)
栄養サポートチーム
栄養療法を行うチームのコアメンバーとして、毎週1回チーム活動を行っています。