フットケア外来のご案内
フットケア外来では、糖尿病を患っている方の生活に寄り添った足のお困りごとに対応をしております。
糖尿病を患っていると、ほんの些細な日常の靴擦れ、火傷といった足の傷から知らないうちに重大な足の病気につながることがあります。足は身体を支える大切な役割があります。身体の部分で一番遠いところにある足は、手が届きにくく、そして目が届きにくい場所でもあります。
人前で足を見せることや困っていることを人に打ち明けることはとても勇気がいることです。しかし生涯自分の足で歩くために、少しでも早く異変に気づき対処することで足を守ることができますので、お気軽にご相談ください。
1.当院に通院中の糖尿病を患っている方で、次のような症状のある方が対象になります。
- 足のしびれや痛み、違和感がある
- 足の色が悪く冷たい
- 足に治りにくい傷がある
2.以下でお困りの方は主治医にご相談ください。
- タコ、魚の目がある
- 巻き爪、爪白癬、爪が分厚くて爪切りができない
- 足のお手入れ方法を教えてほしい など
3.フットケア外来では、その人に合わせた処置を行います。
- 足・足のゆびの観察や触診
- 足の感覚の検査
- 爪の肥厚や変形で爪切りができない場合の処置
- タコ・魚の目の処置
- スキンケア
- 自宅でのセルフケア指導
- 糖尿病の専門的知識を有する看護師が丁寧に対応します。
- 第3,4火・水曜日の午前9時から12時まで完全予約制、1回につき30分以上です。(保険適応)
- 内科外来にお越しください。
施行前
先の細いパンプスにおしゃれな靴下を履いて来院されました。
見てみるとおやゆびの爪が反り繰り返り、隣のゆびを圧迫しています。
1回目
皮膚を傷つけないようにおやゆびの爪を少しずつ整えました
2回目
爪がまっすぐ伸びてきています。
みるみるうちに爪がきれいになってきました。